
低価格ながら驚きの音質で「中華イヤホン」のブームを巻き起こした名機、KZ ZST。その正統進化モデルとして登場したのがKZ ZSTXです。
2,000円台(実売価格)という驚異のコスパを誇り、オーディオ初心者からマニアのサブ機まで幅広く愛されているこのモデルの魅力を徹底解説します。
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1. スペック・基本情報
ZSTXは、低音を担当するダイナミックドライバー(DD)と、高音を担当するバランスド・アーマチュア(BA)を1基ずつ搭載したハイブリッド構成です。
| 項目 | 詳細 |
| ドライバー構成 | 1BA + 1DD (10mm 二重磁気ダイナミック) |
| インピーダンス | 12Ω |
| 感度 | 107dB/mW |
| 周波数帯域 | 20Hz – 40,000Hz |
| プラグ/ピン形状 | 3.5mm L字プラグ / 0.75mm 2pin (タイプB) |
| 付属ケーブル | 高純度銀メッキケーブル |
2. 注目すべき3つのポイント
① 「XUN」ユニットによる迫力の低音
前モデルから進化した10mmの「XUN」ダイナミックユニットを採用。レスポンスが速く、沈み込むような深い低音を鳴らします。特にロックやEDM、ヒップホップなどのリズムを強調したい楽曲との相性は抜群です。
② 銀メッキケーブルが標準装備
この価格帯では珍しく、音の透明感を高める「銀メッキケーブル」が標準で付属しています。従来のゴム製ケーブルに比べて取り回しが良く、見た目の高級感もアップしています。
③ 2pinリケーブル対応
万が一の断線時もケーブル交換が可能です。また、Bluetoothレシーバーを装着してワイヤレス化したり、より高価なケーブルに変えて音の変化を楽しむ「リケーブル」というオーディオの醍醐味を低予算で体験できます。
3. 音質レビュー:元気な「ドンシャリ」サウンド
音の傾向を一言で言えば、「解像度の高い、元気なドンシャリ」です。
- 高域: BAドライバーらしいキラキラとした明瞭な音。刺さりすぎず、それでいて細かな音まで拾ってくれます。
- 中域: ボーカルはやや近めに定位します。楽器の音に埋もれることなく、クリアに聞こえるのが特徴です。
- 低域: 量感があり、キレが良いです。ボワつくことなく、タイトに音楽の土台を支えます。
4. メリット・デメリット
〇 ここが良い!
- 圧倒的なコストパフォーマンス: 2,000円台で買える音のレベルを遥かに超えています。
- デザイン性: スケルトンカラー(シアン・パープル等)が美しく、メカニカルな外観が楽しめます。
- 鳴らしやすさ: スマホ直挿しでも十分に音量が取れ、いい音で鳴ってくれます。
× ここは注意
- 装着感の個人差: 筐体が少し大きめなので、耳が小さい方はイヤーピースのサイズ調整(別売のSednaEarfit等への交換)が必要かもしれません。
- 派手な音: 原音に忠実な「フラット」な音を求める方には、少し派手すぎると感じる場合があります。
まとめ:こんな人におすすめ!
KZ ZSTXは、「スマホ付属のイヤホンから卒業したい」「安くて良い音を楽しみたい」という方に最もおすすめできるエントリーモデルの決定版です。
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「安かろう悪かろう」を覆す、中華イヤホンの底力をぜひ体感してみてください。






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